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小松菜

小松菜は、ほうれん草と並ぶ栄養価の高い優れた野菜です。

豆知識

小松菜はチンゲン菜やタア菜などと同じ分類の葉菜類で、収穫せずにそのままにしておくと、とうが立ち、アブラナと同じ黄色い花を咲かせます。本来は冬の野菜で、霜が降りた後の方が甘味が増し葉も軟らかくなります。また、栄養価が高く、ほうれん草と違いアクが少ないのが特徴です。名前は、東京都小松川付近で栽培され始め、その地名から付けられたと言われています。そして今でも、東京都をはじめ関東を中心に栽培されています。
あっさりとした味わいと手軽さから、味噌汁や鍋料理によく入れられ、漬け物やお浸し、炒め物、など多彩な料理に使える野菜です。

見分け方

葉の色は濃い緑色でツヤとハリがあり、肉厚で活き活きとしているもの、また茎は太過ぎず根元にハリがあり薄い緑色をしているものが良品です。水分が抜けてしおれてしまっているものは避けましょう。

保存方法

小松菜はアクが少ないのでそのまま炒めものやソテーにしても大丈夫です。お浸しなどでゆでる場合は短い時間でサッとゆでるとビタミンCの流出を抑えられます。加熱しすぎると色が悪くなるので、ゆで過ぎないことがポイントです。

主な種類

小松菜