株式会社浜双

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セロリー

セロリは、葉から茎まで無駄なく美味しく食べられます。

豆知識

セロリーは江戸時代に日本へ持ち込まれた外来の野菜で、加藤清正が朝鮮から持ち帰ったのが始めといわれ、「清正人参(きよまさにんじん)」と呼ばれていました。 独特な強い香りは揮発性の精油を含んでおり、肉の臭みを消す働きがあることから、欧米では薬用の他、臭い消しとして利用されてきました。また、古代エジプト人はこの強い芳香が悪臭を取り除くとして葬礼用に使っていたそうです。 品種は葉の色によって、黄色種、緑色種、中間種に大別されます。セロリー消費世界一のアメリカでは香りの強い緑色種に人気がありますが、日本では茎が肉厚で太く、比較的香りの弱い中間種が主体になっています。呼び名は「セルリー」や「セルリ」「セロリ」とも表記され、和名は「オランダ三つ葉」といいます。
セロリは、白い茎の部分を使うことが多いのですが、緑の葉には代謝を促すカロチンが豊富に含まれています。葉をサラダに入れたり、炒めて食べるなどして、ムダなく使い切りましょう。

見分け方

葉が青々としてハリとツヤがありみずみずしく、香りのよいものを選びましょう。また茎が白くて太く厚みがあり、縦のスジがはっきりしているものが新鮮です。切り口が変色していたり葉が黄色くなっているもの、また、切り口に「す(空洞)」ができているものは鮮度が落ち、食味が悪くなっていることがあるので避けましょう。

保存方法

サラダなど生で食べる場合は、しばらく冷水にさらしておくとパリッと歯ごたえがよくなり、強い香りが抑えられます。茎のスジは包丁などで削ぎ落とすと食感がよくなります。葉も細く刻んで加えて食べられます。
加熱して食べる場合は、みじん切りにしてスープやミートソースに加えたり、中華炒めやきんぴらにしても美味しいですが、セロリは生でも美味しいので、あまり火を通し過ぎないようにしましょう。
スープやシチューなどの煮込み料理で肉の臭み消しや風味付けに「ブーケガルニ(香味野菜の束)」として使う場合は、香りが強い葉に近い部分のほうが適しています。

主な種類

セロリ(中間種)
グリーンセロリ(緑色種)
ホワイトセロリ(白色種)