株式会社浜双

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にんじん

緑黄色野菜の代表、「にんじん」です。

豆知識

にんじんはヨーロッパに伝わった西洋系とアジア東方へ伝わった東洋系に分けられます。現在、日本で流通している最もポピュラーな品種は西洋系の五寸人参で、東洋系の人参では金時にんじん(京にんじん)だけが日本で唯一残っている品種になります。かつては子供が嫌いな野菜としてよく名前があがっていましたが、最近では品種改良により独特の香りや風味を抑えた品種が増え、昔に比べると大分食べやすくなっています。また、黄色や橙色のにんじんにはビタミンAの前駆体となるカロテン類が豊富で、中くらいの大きさのにんじん半分で1日のビタミンA必要量が摂取できるほどです。また、ビタミンB・C・カルシウム・鉄も多く含まれています。濃紫色や紅紫色のにんじんには、フラボノイドの一種で抗酸化物質として知られるアントシアニンが含まれており、赤いにんじんには、トマトにも含まれる「リコピン」が含まれているなど、非常に栄養的価値が高い野菜と言えるでしょう。

見分け方

表面に傷やひび割れがなく、色はオレンジ色ができるだけ濃く、あまり先が細くなっていないものを選びましょう。葉が付いているものは、葉先まで活き活きとしているもの、葉が付いていない場合は、切り口が茶色くなく、軸の部分が細いものが良いでしょう。細い方が果肉が軟らかい傾向にあり、太いと芯の部分が太く硬い部分が多い可能性があります。

保存方法

にんじんは皮の部分に栄養が詰まっているので、食感が気にならなければ、しっかり洗って皮ごと調理すると良いでしょう。茹でたり煮込み料理に使う場合は、表面と芯の部分で火の通る時間に差が出て煮崩れを起こさないよう、水から茹で始めてください。薄くスライスした物や千切りにしたものはこの温度差が出来ないので、一気に火が通るように沸騰したお湯に入れて、さっと茹で上げるようすると良いでしょう。

主な種類

五寸にんじん
三寸にんじん
金時にんじん
紫にんじん
黄にんじん
ミニキャロット