株式会社浜双

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たけのこ

「たけのこ」は、5月病対策などにぴったりの食材です。

豆知識

「たけのこ」とは、竹の地下茎から生え出る若芽の部分で、竹の芽の総称として使われています。「筍」という漢字は、たけのこは成長が非常に早く、一旬(約10日間)で竹に成長してしまうことから付けられました。食べられる期間もほんの一瞬で、春先に地面から芽が出かけているという時だけしかありません。たけのこは収穫するタイミングが生長し始めてから早いうちほど苦みやアクが少なく美味しいとされ、生長するにしたがい、含まれている甘み成分が消費されて繊維質が増加して堅く締まり、苦みもより強くなってしまうのです。また、切断直後からえぐみが急激に増え硬くなってしまうので、掘り採ったら極力早いうちに調理や下ごしらえをすることをお進めします。 たけのこには、アミノ酸の一種で、脳機能を活性化させる働きをもち、自然な抗うつ剤、ストレス軽減作用、集中力向上などの原料になるなどの作用をもつ「チロシン」という栄養成分が含まれています。新年度に入り、緊張が続く頃、 5月病対策などにぴったりの食材と言えるでしょう。

見分け方

皮にツヤと湿り気があり、穂先が黄色く開いていないものが新鮮です。日に当たったものは穂先が濃い緑色になっていて、えぐみが強くなり風味が落ちていることがあるので避けましょう。えぐみの少ないたけのこは、穂先が黄色~薄黄緑色をしています。また、形はずんぐりとしていて重みがあり、根元のイボイボが少なく濃赤色の斑点になっていないものを選びましょう。

保存方法

新鮮なたけのこは生でも食べられますが、お店で買ったものは収穫から時間がたっているので、すぐにあく抜きをします。 皮にはたけのこを柔らかくしてくれる成分が含まれているので、外側の皮2~3枚を取り、あとは皮のまま水洗いをして汚れを落とします。火の通りを良くするために筍の端部分3cmほどを斜めに切り落とし、皮の部分に縦に切り込みを入れてから、沸騰したお湯にたけのこ、米ぬか(なければ米のとぎ汁)、赤トウガラシを2本程度入れ、1時間ほどゆでます。 米ぬかの量は、たけのこ1kgに対して1/2カップくらいを目安にしてください。根元に竹串がスッと通ればゆであがりで、火を止めたらそのままお自然に冷めるまでおいておきます。冷めたら皮をむいて調理ししてください。

主な種類

孟宗竹(もうそうちく)
根曲がり竹(姫竹)
淡竹(はちく)
真竹(まだけ)