甘酸っぱくてジューシーな「すもも」は、夏の旬の果実として親しまれています。すももは大きく分けて、中国原産の日本すももと、ヨーロッパコーカサス原産の西洋すももの2つに分類され、品種によってそれぞれ特有の風味があり、出回り時期・果皮の色・果肉の色がさまざまです。 英語ではprune（プルーン）、plum（プラム）などと呼ばれています。 日本すももは主に生食用として栽培され、一方西洋すももは生食用のほか、乾燥用やジャム、コンポートなど加工用としても栽培されています。健康補助食品で有名な「ドライプルーン」は西洋すももを乾燥させたものです。

果皮に色むらや傷（茶色みを帯びた部分）がなく、ハリと弾力があるものが良いと言われています。縦に入っている切れ込みに対して綺麗に左右対称のもので、持ったときに重さを感じるものの方が果汁がたくさんありあます。果皮に付いている白い粉（ブルーム）は天然物質で無害なうえ、鮮度が良い物ほどちゃんとついています。すももは熟すにつれてよい香りがするので見分ける際のポイントにすると良いでしょう。

まだ熟していないものは常温で保存し追熟させます。完熟したすももは新聞紙などで包んでから野菜室で保存しましょう。ただし、完熟したすももは日持ちしないので、なるべく早く（3～5日以内）食べるようにしてください。

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